■小田切道治 監督
――新シーズンに向けていよいよ始動しました。初練習を終えて、今の心境をまず聞かせてください。
そうですね。3週間という短いオフだったんですけど、久々にみんなの顔を見られて、「よし、ここからだな」という気持ちです。
――新加入選手も含めて、メンバーの表情などはいかがでしたか?
やっぱり我々の目標は明確なので、本当に全員が「そこに向かっていくぞ」という表情をしていたと思います。
――結構走る本数もあって、選手からは「ちょっときつかった」という声もありましたが、今日の練習にはどういう意図があったのでしょうか?
フィジカル面に関しては立ち上げなので、しっかり心肺機能に刺激を入れるといった目的でやりました。予想以上に疲れたかもしれませんが、ボールを使った練習では、強度よりも「しっかり足を止めずに動かすこと」「しっかり判断すること」「技術を高めること」にフォーカスしました。当初予定していなかったメニューも少し付け加えてやったので、ちょっと負荷は強かったかなと思っています。
――開幕まで1カ月あまりです。最短でのJ2復帰に向けて、これからどんな期間にしていこうとお考えですか?
まずはベースとしてやってきた部分の積み上げと、それを新加入選手がしっかり理解して把握することです。それと同時進行として昨シーズンの反省点をチーム全体でしっかり共有しながら、1つひとつチームを作っていきたいと思っています。
――百年構想リーグの反省点について、具体的に改善すべき点はどんなところでしょうか?
「質の追求」と「セットプレーの攻守」、あとは「自分たちのエラーを減らすこと」。この3つを掲げて進めていきたいと思います。
――今回9人の新加入選手を迎えましたが、まず今回の補強のポイントはどんなところですか。
まずは、抜けてしまった前線のポジションを埋めることが1つ。あとはシーズンを通して後ろの枚数が少なかったという反省もあるのでそこを補強したこと、それからサイドの質の向上を狙って、特徴のある選手を獲得しました。
――前線の選手が抜けたところは、高さがあってポストプレーができる選手というのは意識したところですか?
そうですね。そこはサイズがあって、なおかつ機動力もある選手、というイメージを持ちながらオーダーを出しました。
――クロスなどのセットプレーへの強さもでしょうか?
もちろんそれもあります。ただ、それだけでなく、流れの中でしっかりボールを収められたり、もし収めきれなくても周囲にこぼしたりできる選手。そこにプラスして、先ほど言ったようなサイドからの攻撃に対して厚みが出るような、そんなイメージを持っています。
――今年もアグレッシブなサッカーを見せたい、と。
そうですね、はい。アグレッシブに、自分たちからアクションを起こしていくサッカーは、変わらずにやり続けたいと思っています。
――フォーメーションの変更などの可能性はありますか?
もちろん今までの積み上げをベースにしながらですが、新しく入った選手たちの特徴によっては、柔軟に考えてやっていきたいです。
――明日の練習が急きょ午後2時からに変更になったと聞きました。やっぱりワールドカップの日本戦があるからでしょうか?
はい、日本国民なので。選手も全員「応援する」と言っていたので、時間をずらしました。
――ワールドカップの日本戦などを見て、采配のヒントになるようなところはあったりしますか?
日本代表の試合を見る時は、もう純粋に一人のファンとして応援しています。ただ、他国同士の対戦などを見ている時は、「あ、こういう戦い方をするんだな」とか、新たな気づきやヒントになる部分を探しながら見ることもありますね。でも、次のブラジル戦に関しては、とにかく全力で応援します。
――新シーズンに向けて、ここからが本当の戦いになると思います。改めて、この1年間の意気込みをお願いします。
我々は「最短でのJ2復帰」「J3優勝」を目指していますが、決して簡単な戦いではないと思っています。本当に良い時もあれば、難しい時期もあるはずです。そういう時にこそ、やっぱり我々がしっかり前を向いて、日頃の積み重ねをピッチで表現することが大事になります。ファン・サポーターの皆様には、どんな時も我々の背中を押し続けていただき、一緒に戦って、最後に一緒にJ2復帰を喜び合いたいと思っていますので、ぜひ熱い応援をよろしくお願いします。
最短でのJ2復帰へ レノファ山口FC、J3優勝を目指して新シーズン始動 – 山口宇部経済新聞
https://yamaguchi.keizai.biz/headline/5462/
