――中断後の再開初戦に向けて練習がスタートしましたが、選手たちの表情はどう感じられましたか?
最近はだんだんと強度も高くなってきて、その影響でいいプレーも出てきています。今日のミーティングでは、「残り6試合をどう戦うか」を自分自身に問いかけるという時間を作りました。そういう意味でも、みんな自分がこれから残りの試合に向けてどうしていくのかを考えて今日はプレーしていたので、いい雰囲気だったと思います。
――2カ月ブレイクがありましたが、その間に取り組んだことなどは何かありますか?
特に新しいことはしてなくて、どちらかというと基本に立ち返るような時間にしました。ここまでの試合は、シュートはそれほど打たれてないのに失点が多いという課題があって、自分たちがどうやってボールを奪いに行くかっていうところ、相手が嫌がる守備をするというところは、シーズン中は基本に立ち返ることはなかなか難しいので、この時間を利用して積み重ねてきました。
――被シュート数は少ないけども失点はそれなりにあるというのは、どういった要因だと捉えていますか?
失点の仕方ですね。いろいろな数字も見ても、自分たちが押し込まれている試合は全然ないのに、それでも失点しているので、それだけ崩し切られていることになります。あとは自分たちのミスからのカウンターを招いているところも失点が多くなっている要因だと思います。でもそれは、チャンスを確実に決めてくるカテゴリーに上がったんだなというのを実感するところでもありますね。
――なるほど。ちょっとバランスを崩した中でカウンターを受けて、それが失点に繋がっていると。
そうですね。攻撃では特徴を出せる試合が結構多かったのですが、守備で固く守れたなっていう試合は記憶の中でパッと出てこないので。粘り強く戦わなきゃいけないチーム状況ですし、そこを強化するためにも守備に重点を置いてやってきたというところですね。
――直近のトレーニングマッチは、男子のU15と試合をしましたが、どうだったですか?
1本目に関してはカウンターで失点しましたけど、攻撃のところはいい崩しが見られたので、あとはそれをしっかりシュートまで持ち込むとか、ゴールにつなげるのは必要だったと思います。
2本目から出たメンバーに関しては、モチベーションとかは全く問題なくて、自分たちのミスが多くて、失点に繋がるようなミスが増えてきて、その多くが失点に繋がったというところです。結果的にスコアだけ見るとあれですけど、そんなにスコアほどネガティブではなかったかなと思っています。
――次の対戦相手がJFAアカデミー福島というところで、U15と練習試合を組んだというところもあるのですか?
毎年のシーズン開幕前と中断明けには、スピード感があって強度の高い相手ということで、男子の中学生と試合を組ませてもらっています。
普通だったら抜け出されないようなスピードでも裏を取られますし、広いスペースがある中で走られると置いていかれることも結構あります。フィジカルの差があって難しい部分はあるとは思いますけど、それでも守れるようにしておけば強くなれますし、今回もスピード感に慣れるというところでは、女子では得られないものをすごく感じたので、そこを基準にしていけば良い状態でシーズンを再開できます。いい対戦相手とできたと思っています。
――JFAアカデミー福島はどんなチームですか?
日本国内から選ばれた選手たちが集まったチームなので、個の能力はすごく高いですし、守備もすごくアグレッシブなチームです。そのアグレッシブさを逆にうまく利用したいと思いますが、まずは個人対個人のところで相手を上回っていかないといけないです。
――現在、6位という順位ですが、この順位に関してはどう捉えていますか?
ちょうど真ん中ぐらいですが、自分たちで頑張ってその位置にいるというよりは、取るべき勝ち点を取りこぼしてそこにいるという感触です。目指しているところはもっと上だったので、悔しさもある順位ですけど、まだまだ上に上がっていけるぐらいの僅差ではあるので、決して諦める数字ではないと思っています。
――次の試合は、会場が「おのサンサッカーパーク」になります。今シーズン初めての会場になりますが、何か意識することなどはありますか?
これまでも年に1回ぐらいはやってきていますけど、慣れてない初めての選手もいます。そこまで心配はしてないですが、まずは環境に慣れるところは必要なのかなとは思います。
県内のいろいろなところで試合をやった方が各地の皆さんに見ていただきやすいですし、なでしこリーグに上がってからの記念すべき初開催なので、しっかりと勝ち点3を取りたいですね。
――では最後に、再開初戦ということで多くのサポーターが駆け付けると思います。メッセージをお願いします。
多くのエネルギーをもらってここまで来ることができています。残り6試合、ホームは3試合という限られた試合数ではありますが、まずはその初戦の山陽小野田での試合で、多くのサポーターの応援を力に変えて、しっかりと勝って皆さんと喜び合えるように、そして中断明けのいいスタートダッシュが切れるように頑張りたいと思います。
